自費リハビリ 歩行改善 PNF|歩けるのに不安定な方へ
自費リハビリ 歩行改善 PNF|歩けるのに不安定な方へ
「一人で歩けるようになった」
それでも、
- 歩くと足元がふらつく
- 以前より歩く速度が遅い
- 外を歩くのが怖い
- 長く歩くと疲れてしまう
- 杖がないと不安に感じる
- リハビリを続けているのに変化が少ない
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
脳卒中後の歩行では、「歩けるかどうか」だけが問題ではありません。
歩けるようになった後も、
なぜ歩行が不安定なのか
を考えることが重要です。
歩行練習を繰り返すことは大切です。
一方で、今できていない動きを ただ繰り返すだけでは、 原因に十分アプローチできない場合があります。
私がPNFの臨床で大切にしているのは、 まず身体の状態を観察することです。
そして、
「なぜ、この歩き方になっているのか」
を考えます。
その仮説をもとに介入し、 もう一度、動きの変化を確認します。
これは、特別なPNFテクニックを 最初から選ぶという考え方ではありません。
患者さんの状態を評価し、 必要な方法を選択するための考え方です。
■ 歩けば歩くほど、歩行は改善する?
歩行を改善するために、 歩く練習を行うことは基本的な方法の一つです。
実際に、
「もっと歩いてください」
「毎日たくさん歩きましょう」
と指導されることもあります。
歩行練習そのものが 意味のないものではありません。
ただし、ここで一度考えてみてください。
今の歩き方が不安定になる原因を
確認できていますか?
例えば、
- 体重を十分に支えられていない
- 骨盤や体幹の位置が安定しない
- 足を出すタイミングが合わない
- 感覚情報を利用しにくい
- 左右への重心移動がうまくいかない
など、歩行が不安定になる背景はさまざまです。
そのため、
「歩けないから歩く」
だけではなく、
「なぜ、この動きが難しいのか」
を考える必要があります。
私自身、PNFの臨床では 動きを見ながら仮説を立てます。
そして実際に介入して、 その仮説が適切だったのかを確認します。
歩行練習を増やすことだけが、 歩行改善の方法ではありません。
まず原因を考える。
そのうえで、必要な練習を選ぶ。
この順番を大切にしています。
■ 歩行改善で最初に考えるのは「原因」です
歩行が不安定になる原因は、 一人ひとり異なります。
そのため、まず確認したいのが 「どこが悪いのか」だけではありません。
「なぜ、この歩き方になっているのか」
という視点です。
例えば、歩行中に 麻痺側の足元が左右に揺れている方がいます。
ご本人は、
- 足元が安定しない
- 体重をかけるのが怖い
- 歩くとふらつく感じがする
- 外を歩くことに不安がある
と感じているかもしれません。
この場合、単純に 「もっと歩きましょう」と考えることもできます。
杖などを使って、 安定性を補う方法もあります。
もちろん、それらが必要な場合もあります。
しかし、ここで一度、 歩行中の身体の状態を詳しく観察します。
例えば、
- 足に体重を乗せることができているか
- 骨盤や体幹はどのように動いているか
- 重心はどの方向へ移動しているか
- 足の位置をどのように感じているか
- 感覚情報を動作に利用できているか
こうした情報から、 歩行が不安定になる要因を考えていきます。
私が臨床で大切にしているのは、 最初から答えを決めつけないことです。
「この人には、このPNFを使う」
と先に決めるのではありません。
まず身体の状態を評価します。
その結果から仮説を立てます。
そして、その仮説を確認するために 実際に介入します。
介入後に歩き方をもう一度確認し、 変化があったのかを見ます。
LIMで大切にしている流れ
① 動きを観察する
↓
② 問題となる要因を考える
↓
③ 仮説を立てる
↓
④ 介入して変化を確認する
↓
⑤ 必要に応じて方法を修正する
PNFは、この臨床推論の中で使う 一つの手段です。
特定のテクニックを使うこと自体が 目的ではありません。
「なぜ動きにくいのか」を考え、
その人に必要な刺激や運動を選択する。
そして、実際に動きが変わったのかを もう一度確認する。
この繰り返しが、 歩行を考えるうえで重要だと考えています。
■ PNFの目的は「特殊な技術を使うこと」ではありません
PNFという言葉を聞くと、
特別な運動方法をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、私が臨床でPNFを使うときに
大切にしているのは、技術そのものではありません。
患者さんの動きを変えるために、
必要な方法を選ぶことです。
例えば、歩行が不安定な場合でも、 その原因が一人ひとり違います。
筋力だけが問題とは限りません。
姿勢や重心移動、関節の動き、 感覚情報の利用なども関係します。
そのため、
何が起きているのか
なぜ、その動きになっているのか
何を変える必要があるのか
どのような介入が適切なのか
これらを考えながら、 実際の身体の反応を確認します。
私がPNFの臨床で行っているのは、 一方的にテクニックを当てはめることではありません。
動きを観察して仮説を立て、 介入によってその仮説を確認します。
PNFを使った臨床での考え方
「この動きが難しい」
↓
「なぜ難しいのか」を考える
↓
仮説をもとに介入する
↓
動きの変化を確認する
↓
必要に応じて次の介入を考える
このように考えると、 PNFは「特別な運動」だけではありません。
患者さんの状態を評価し、 動きを変えるための手段の一つです。
私がIPNFA®の学習や臨床を通して 大切にしてきたのも、この考え方です。
実際の研修では、限られた時間の中で 患者さんの動きを評価し、介入します。
そのためには、最初に何を問題と考えるのか、 そして何を変えたいのかを整理する必要があります。
介入した結果、動きに変化があれば、
患者さん自身もその違いを感じることがあります。
「少し歩きやすい」
「さっきより足が安定している」
こうした本人の実感も、 リハビリを続けるうえで大切な情報です。
数字で確認できる変化と、
患者さん自身が感じる変化。
その両方を確認しながら、 次の介入を考えていきます。
■ 変化は「数字」だけではありません
リハビリの効果を確認するとき、
数字で評価することは大切です。
例えば歩行であれば、
- 歩行速度
- 歩行時間
- 歩行距離
- 歩行中のふらつき
など、さまざまな視点から変化を確認します。
また、患者さん自身が感じている
「歩きやすさ」や「不安定感」も重要です。
数字では大きな変化がなくても、 本人が「少し歩きやすくなった」と感じることがあります。
反対に、測定値が良くなっていても、 本人が不安を感じていることもあります。
そのため私は、 客観的な評価だけで判断しないようにしています。
歩行の変化を見るときに確認すること
・測定できる数字の変化
・動作そのものの変化
・本人が感じる歩きやすさ
・生活の中での変化
以前、韓国でIPNFA®のアシスタント研修を 行った際にも、印象に残っている場面があります。
脳卒中後の患者さんに対して、 限られた時間の中で治療を行いました。
治療後、患者さんから笑顔が見られました。
そして、握手を求めてくれたり、 写真撮影の際に肩を組んでくれたりしました。
その様子を見ていたご家族も、 笑顔になり、拍手をされていました。
もちろん、こうした反応だけで
リハビリの効果を判断することはできません。
ただ、患者さんが自分の身体の変化を感じ、
前向きな反応を示してくれることには意味があります。
リハビリでは、身体の変化だけでなく、
「自分にも変化を起こせるかもしれない」という感覚も大切です。
だからこそ、
数字で確認すること。
本人の実感を確認すること。
その両方を大切にしながら、 次のリハビリを考えていきます。
「歩けるようになった」だけではなく、
「安心して歩けるようになった」。
「外に出てみようと思えるようになった」。
そうした変化も、 歩行改善を考えるうえで大切な変化です。
■ LIMの体験リハビリでは「歩き方」だけを見ません
歩行を改善したいと考えたとき、 「歩き方」だけを見ることはできません。
歩行は、足だけで行う動作ではないからです。
体幹や骨盤の動き、
立っているときの姿勢、
左右への重心移動なども関係します。
さらに、足から入ってくる感覚情報や、
その情報をどのように利用しているかも確認します。
そのためLIMでは、 最初から「この練習をしましょう」と決めません。
まず、現在の身体の状態を確認します。
体験リハビリで確認する主なポイント
- 歩行中の姿勢
- 体幹・骨盤の動き
- 左右への重心移動
- 麻痺側への荷重
- 足の位置や動き
- 動作中の感覚や不安定感
もちろん、すべての項目に問題がある という意味ではありません。
実際の動きを確認しながら、 どこに課題があるのかを整理します。
そして、考えられる原因に対して 必要な介入を行います。
PNFを使用することもあります。
しかし、PNFを使うこと自体が 体験リハビリの目的ではありません。
その方の身体の状態に合わせて、 必要な方法を選択します。
評価 → 仮説 → 介入 → 再評価
この流れを大切にしています。
例えば、歩行中のふらつきがあっても、 その原因が筋力低下とは限りません。
姿勢の問題かもしれません。
重心移動の問題かもしれません。
感覚情報の利用に課題があるかもしれません。
複数の要因が重なっていることもあります。
だからこそ、実際の動きを見て、 介入による変化を確認することが重要です。
私はこれまで、急性期から回復期、 生活期まで、さまざまな時期の患者さんを見てきました。
その経験に加えて、 PNFを継続的に学んできました。
現在はIPNFA®認定アシスタントとして、
国内外のPNF教育にも関わっています。
また、Klein-Vogelbachの考え方なども含め、 動作を全体から捉えることを大切にしています。
こうした知識や経験を、 豊橋での臨床に活かしています。
「歩き方を直してほしい」だけでなく、
「なぜ歩きにくいのかを知りたい」。
そのような方にも、
体験リハビリを利用していただけます。
■ 自宅でできる歩行改善も、まずは「原因」を考える
歩行を改善するために、 自宅での練習を続けることも大切です。
ただし、練習量を増やすことだけが 重要なわけではありません。
まずは、今の自分の歩き方を 一度確認してみてください。
例えば、
自分の歩き方を確認してみるポイント
- どちらの足に体重をかけにくいか
- 歩くときに身体がどちらへ揺れるか
- 足を出すときに引っかかりがないか
- 歩き始めと歩き続けたときで変化がないか
- 疲れてくると歩き方が変わらないか
こうした点を意識するだけでも、 自分の歩行を観察するきっかけになります。
可能であれば、家族の方に 歩行を動画で撮影してもらう方法もあります。
正面や横から撮影すると、 自分では気づきにくい動きを確認できます。
ただし、動画を見て
自分だけで原因を判断する必要はありません。
「右足が外に向いているから、 右足だけを練習する」
というように、見えている部分だけで 原因を決めてしまうことには注意が必要です。
歩行は、足だけで決まる動作ではありません。
体幹や骨盤、荷重、重心移動など、 複数の要素が関係しています。
自宅で歩行を確認するときのポイント
- まず現在の歩き方を観察する
- 気になる動きを一つに絞ってみる
- 疲労による変化も確認する
- 可能なら動画で記録する
- 無理に練習量だけを増やさない
特に、練習中に強い疲労や痛み、 転倒への不安がある場合は注意が必要です。
安全を優先し、必要に応じて 専門職に相談してください。
自主トレーニングでは、
「何回やるか」だけではなく、
「何のために行うのか」を意識してみてください。
例えば、ただ歩く距離を増やすのではなく、 自分が意識したいポイントを一つ決めます。
そして、そのポイントが 実際の歩行で変化しているかを確認します。
ただ繰り返すのではなく、 自分の身体の変化を確認しながら練習する。
これが自主トレーニングを
より意味のあるものにするための一つの考え方です。
ただ歩くことから、
「自分の歩行の改善に必要なことを行う」へ。
ただし、自分で観察できることには限界があります。
歩行の問題がどこから生じているのかを 正確に判断するには、身体全体の評価が必要です。
「自分の場合は、なぜ歩きにくいのか」
そこを一度専門的に確認することで、
自宅で行う練習の方向性も変わることがあります。
■ 歩行を変えたいなら、「歩き方」ではなく「なぜそうなるのか」から
脳卒中後の歩行改善では、 ただ歩く練習を繰り返すだけではなく、
「なぜ、この歩き方になっているのか」
を考えることが大切です。
歩行の問題には、
姿勢や重心移動、筋活動、感覚情報など、
さまざまな要素が関係します。
そのため、同じように
「ふらつく」「足が出にくい」と感じていても、
必要な介入は同じとは限りません。
LIMでは、まず現在の動きを確認します。
そのうえで、考えられる原因を整理し、
必要な介入を選択します。
PNFを使う場合もあります。
ただし、PNFを行うこと自体が 目的ではありません。
患者さんの動きを変えるために、
必要な手段として使用します。
LIMが大切にしている考え方
「歩けるようにする」だけではなく、
「なぜ歩きにくいのか」を考える。
「練習量を増やす」だけではなく、
「何を練習する必要があるのか」を考える。
そして、介入後の変化を確認する。
こうした評価と介入を繰り返しながら、 その方に合った方法を探していきます。
歩行速度などの数値だけでなく、 ご本人が感じる歩きやすさも確認します。
「少し安定した」
「足が出しやすい」
「これなら外を歩いてみたい」
そうした実感も、 次のリハビリを考えるための大切な情報です。
そして、最終的に目指すのは 歩行の数字だけではありません。
歩行の先にある「生活」
買い物に行く。
仕事に戻る。
家族と外出する。
自分で行きたい場所へ行く。
その人が生活の中でやりたいことに、
歩行がつながっていくことも重要です。
「自分の歩行も、一度きちんと見てほしい」
そう感じている方は、 一度、現在の身体の状態を確認してみてください。
LIMの体験リハビリでは、 歩き方だけを見るのではありません。
身体全体の動きを評価し、 現在の課題を一緒に整理します。
そのうえで、必要な介入を行い、
どのような変化が起きたのかを確認します。
あなたの歩行を、
一度確認してみませんか?
「歩けるけれど、歩きにくい」
そんな悩みもご相談ください。
■ 歩行改善について、一度ご相談ください
「歩けるようになったけれど、まだ不安定」
「リハビリを続けているけれど、変化を感じにくい」
そのような場合は、
まず現在の歩行を確認することから始めてみてください。
LIMでは、歩き方だけを見るのではなく、 身体全体の動きを評価します。
そのうえで、現在の課題を整理し、 必要な介入を行います。
「自分の場合は、なぜ歩きにくいのか」
そこを知りたい方も、お気軽にご相談ください。
豊橋・豊川・蒲郡・浜松・湖西・岡崎などからご相談いただけます。

